我が道突き進む、それが。。。

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難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

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満足度:7/10

 

Kindle Unlimitedで読めたので、とりあえず。

 

大橋氏が資産運用のプロである山崎氏にお金のことを教えてもらうという形式で進んでいく本でした。

 

筆者紹介については書籍に記載れているものです。

筆者:山崎 元(やまざきはじめ) 氏について

経済評論家 。専門は資産運用 。楽天証券経済研究所客員研究員 。マイベンチマ ーク代表取締役 。 1 9 5 8年 、北海道生まれ 。東京大学経済学部卒業 、三菱商事に入社 。野村投信 、住友信託 、メリルリンチ証券など 1 2回の転職を経て現職 。雑誌連載 、テレビ出演多数 。著書に 『一生 、同じ会社で働きますか ? 』 (文響社 ) 、 『全面改訂超簡単お金の運用術 』 (朝日新書 ) 、 『ファンドマネジメント 』 (金融財政事情研究会 )など著書多数 。

 

筆者:大橋弘祐 (おおはしこうすけ ) 氏について

立教大学理学部卒 。大手通信会社の広報 、マ ーケティング職を経て 、作家 、編集者として活躍中 。著書に 『 S U R V I V A L W E D D I N G 』 『難しいことはわかりませんが 、英語が話せる方法を教えてください ! 』 (文響社 )など 。

 

【読んだ大まかな感想】

株式投資をしようとか、この銘柄がいいというような本ではなく、会社員がどのようにお金と向き合うか、金融機関とお付き合いするかという心構えみたいなものが学べます。

とりあえず銀行にお金を寝かせておくのは即刻やめようと思える本でした。

幸いにして昔に証券会社に口座を開いており、現在それを寝かせてしまっているので、そこで投資信託を再開しようかと思います。

ずいぶん昔に読んだ勝間和代氏のお金は銀行に預けるな?(タイトル不正確です。)の主張に似ていたような気がしましたので、個人的には目新しさには欠けるものでしたが、改めて資産運用について考える機会を与えてくれました。対話形式で読みやすかったですし。

会社に入った時に勝間氏の本を読み、投資信託をしていたのですが、コツコツ貯めていくのが性に合わず株やFXに手を出し、手痛い思いをしたことを思い出しました。

それで一時期は特に運用等はせずでしたが、数年前に会社の都合で香港に赴任しており、船で1時間強でいけるマカオにてギャンブルにハマってしまい、貯金を使い果たすという暴挙に出てしまったのは人生最大の汚点です。

 

【本の内容について】

全部は記載できませんが、筆者が進めているのは投資信託

将来いくら貯めておかないといけないかという箇所では定年後から30年生きるとして360万円があれば年金にプラスして1万円余裕が出来るという主張がありましたが、個人的には年金だけで生活できるとはとても思えない。

ですが、国から支払われる年金は現役世代の負担以外に税金も投入されているのだから、将来返ってこないから年金を支払わず、将来に年金を受け取る権利を放棄するということは自分が払っている税金を無駄にしているということは非常に納得です。

銀行や保険会社に対する批判は読んでいて納得。特に親世代には読んでいただきたい。

ですが、オススメは20代の若い社会人。この本の投資を実践していくことで10年、20年の長期スパンでみた際には何もしていない同世代と資産額に絶対的な差が出ると思います。(給与所得に大きな差がない場合ですが。。。)

持ち家派か賃貸派かの議論についても取り扱っているので、読む価値はあると思います。

最後に最強の投資は仕事のスキルをしっかり身につけることが大切というオチが付いてきます。

確かに人的資本である自分に対する投資は大事ですね。

 

【印象に残ったフレーズ等】

○お金を正しく運用したかったら銀行に近づいてはいけない。

○72を利率で割ると2倍になるまでのおおよその年数がわかる。

○ローンを組むと銀行の奴隷になる。

○保険は不幸の宝くじ。

○労働だって立派な投資。