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天才を殺す凡人

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筆者:北野唯我

 

いつもなら筆者について記載するのですが、本をメルカリにて売却してしまったため割愛です。。。

 

満足度:8/10

 

内容としては「天才」「秀才」「凡人」の3者に焦点をあて、いかにして天才が組織の中で殺されていくかに焦点が当てられた者です。

ストーリー仕立てになっており、非常に読みやすかったですが、読む人が読むと夢を叶える象が出てくる自己啓発本と被ってると思うのでは。

ちなみに今回出てくるのは象ではなく、犬です。

 

キーワードとしては「創造性」「再現性」「共感性」でそれぞれ天才、秀才、凡人が得意とするところです。

普段は組織論であったりというのをそんなに読む方ではないので、結構新鮮さを感じながら読むことができました。

 

革新的なサービスが一番最初に生まれた時には常に「凡人によって殺されそう」になることがほとんど。凡人は成果を出す前の天才を理解できないから。凡人の武器=多数決というナイフによって殺されるというのが印象的。

天才は成果を出す前と出した後の2度殺されるというのも印象的。

 

【その他に印象的なこと】

革新的な事業というのはKPI(key performance ingicator:重要業績評価指標といわれるもの)では測れない。間接的には社会からの反発の量で測ることはできる。

キャズム理論

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